医療事務の給料はいくら? 待遇は? 働く上でのギモン

医療事務の魅力のひとつに、「働くスタイルが選べる」ということがあります。
主に、

  • 正社員
  • パート
  • 派遣

と3つのスタイルに分ける事が出来ますが、
このページではそれぞれのお給料や待遇を、メリット、デメリット合わせて紹介します。

  • はてなブックマークに追加

安定した正社員

働くのなら、しっかり安定した正規職員で!と考える方は多いですよね。
医療事務の正社員の初任給は、
・高卒で約15万円
・大卒で約19万円

というのが相場で、一般事務職とほぼ同じ水準です。具体的に医療事務の給料について見てみましょう。

医療事務正社員の賃金 ※日本医療労働組合連合会 賃金実態調査より
初任給 35歳 50歳
高卒 157,313円 261,348円 342,487円
大卒 182,560円 269,682円 355,570円
医療事務の平均年収 ※全日本病院協会 ネット調査結果より
勤続3年 勤続10年 勤続25-30年
2,962,256円 3,636,107円 5,035,891円
医療事務 地域別年間平均総支給額 ※全日本病院協会 ネット調査結果より
北海道・東北 関東甲信越 東海・近畿 中国・四国 九州
3,592,604円 3,901,826円 3,798,152円 3,247,866円 3,284,428円

◆正社員のメリット

  • 安定している
  • 産休・育休などがある
  • 社会保険がある
  • 賞与・退職金がある

正社員のメリットは、安定していること。「安定」はこの時代誰でも欲しいものです。
派遣やパートと違い、いきなり職を失うことは考えにくいです。

また、医療事務では年齢に関係なく、長く働き続ける女性が多いのですが、その背景には復帰しやすい環境があることです。
結婚して子供が生まれても、産休や育休制度を設けている医療機関は多いそうです。
規模の大きい病院では、託児所が設置してあるところもあるそうですよ。

そして雇用保険や労災保険、健康保険、厚生年金などの各種社会保険の完備と合わせて、賞与と退職金があるのも正社員の大きなメリットです。

◆正社員のデメリット

  • 残業がある
  • 朝が早い

レセプト請求期間(月末~翌月10日)は、残業が避けられないことが多いです。
また、病院は朝がとても早く、病院によっては7時半や8時からの勤務も有り得ます。朝が苦手な人にはちょっときついかもしれませんね。

◆休日について

  • 完全週休2日制 or 4週8休制

がほとんどです。
1週間に2回必ず休みがあるか、1か月に8日間の休みがあるか、ということです。
大抵日曜日と祝日はお休みのことが多く、土曜日は午前中のみ勤務で交代制、といった感じです。
4週6休制、月2回週休2日制などというところもあるそうです。

曜日、時間を決めて!パート

プライベートを重視させたい人、育児と両立したい人に向いているのがパート、というスタイルです。

◆パートのお給料はいくら?

  • 相場は850円スタート。
  • 経験を積めばそれ以上も。
  • 実務経験がある場合1,000~1,200円程度も可能

医療事務員のパートの時給は、一般事務職とほぼ同じ、850円スタート位が相場です。

◆パートのメリット

  • 自宅の近くで働ける
  • 残業はない(もしくは少なめ)
  • 未経験OK
  • 短時間勤務が可能

パートは自宅の近所のクリニックや調剤薬局等、働く場所が近くにあるので育児と両立しやすいです。
また、パートの場合残業はほとんど無く、子供のお迎えや仕事以外の予定を立てられやすいです。

そして求人のなかでも、未経験可、というケースが多いのがパート。正社員では資格や経験を必須としている求人もあるのですが、パートはそれが無いことが多いです。
午前中のみや午後のみ等、3~4時間程度の勤務も多くあり、勤務時間の調整がしやすいのもパートという働き方の魅力です。

◆パートのデメリット

  • 賞与、有給休暇は無し
  • 人員削減の対象になってしまうことも

もし体調が悪かったり、子供が具合が悪くなったりで休んだ時に収入が減ってしまいます。
ただ、パートでも有給休暇が得られる場合もあります。6カ月間継続して勤務していたり、全労働日の8割以上出勤しているなど一定の条件をクリアしている場合となります。
賞与や退職金は出ない場合がほとんどです。

また、真っ先に人員削減の対象となるのはやはりパート人員です。
ただ最近は、最初から人件費の削減のねらいで正社員の採用よりもパートを採用しているところもあります。

◆休日について

  • 1日3~4時間程度
  • 週4~5日勤務が多い

シフト制で、だいたい週に4~5日間くらい勤務している人が多いです。
医療機関は祝日は休みになることがほとんどなので、ゴールデンウィークや年末年始の休日もしっかりとれ、日曜日はお子さんと一緒に居られたり・・と、休日環境は医療機関で働くことでのメリットのひとつです。

パートの医療事務求人の応募資格例 成美堂出版「医療事務職をめざす本」より
診療所 医療事務経験者、医療事務専門学校等卒業者または
医療事務講習等修了者、コンピュータ使える方
簿記検定(日商3級)、医療事務管理士2級、医療事務経験
パソコン経験ある方
医療事務経験者(年数不問)
有資格者優遇
医療事務経験者
医療事務経験者または有資格者優遇
経験者優遇
医療事務経験1年以上、高卒以上
未経験者は医療事務の学校に進学してもらう
(費用は診療所負担)
薬局 調剤薬局勤務経験者、医療事務有資格者優遇
医療事務経験ある方歓迎。
レセコン入力可能で昇給あり

拘束されずに働ける 派遣

医療機関でも他の職種と同じようにアウトソーシング化が進んでいて、派遣へのニーズは定着化しつつあります。

◆派遣のお給料はいくら?

  • 平均1,000~1,300円くらい
  • スキルや経験により異なる

一般的に派遣社員の給料は時間給です。

医療事務の派遣社員 月収と年収の目安 ※1か月に1日7時間×22日働いた場合
時給 月給 年収
未経験 1,000円 154,000円 1,848,000円
資格あり 1,200円 184,800円 2,217,600円
実務経験 1,500円 231,000円 2,772,000円

◆派遣のメリット

  • 自分の条件に合った勤務先で働ける
  • 勤務時間、期間を選べる
  • 短時間勤務が可能
  • 労使交渉をしてもらえる
  • パートより給料は高め

派遣会社へ登録すると、自分の希望に合った働く場所を紹介してもらえるので、就職活動が非常に効率的です。
勤務場所から時間、期間も選べます。
医療機関が忙しい時間の午前中だけ、レセプト業務の繁忙期だけ、といった短時間勤務も可能です。

また、何か仕事において不明瞭なことがあった場合に、営業担当者に気軽に相談が出来ます。
仕事内容が契約内容と異なっている場合などは、相談のうえで職場を移る事も可能です。
お給料はパートより高く、経験がある場合は1,500円以上望める場合もあるようです。

◆派遣のデメリット

  • 交通費などの手当てが無い
  • 契約が更新されなければ仕事は終了

交通費や賞与、退職金がないので正社員と比べると、かなり差があります。
また、契約期間が決まっているため、仕事を続けたいと思っても派遣の契約期間が更新されなければ終了となってしまいます。
※派遣についてこちらも参考にどうぞ→派遣という選択も有り

医療事務派遣求人の例 成美堂出版「医療事務職をめざす本」より
業務内容 時給 資格経験等 契約期間
レセプト以外の受付事務全般 1,300円 実務経験2年以上 指定無し
受付・電話応対・会計
カルテ取り出し・受付事務全般
1,200円 資格保持者 短期
(3カ月未満)
カルテ検索・ファイリング
外来患者のカルテ管理
カルテ搬送
1,000円 端末操作できる方、医療事務経験者、
特に病院勤務経験者優遇
長期
(3カ月以上)
外来受付案内・会計
データ入力・カルテ整理
院長のスケジュール管理
資料作成
1,500円 医療事務資格
エクセル・ワード使える方
長期
(3カ月以上)
受付・電話応対
会計・レセプト入力
カルテ管理
1,350円 レセプト実務経験者 長期
(3カ月以上)
調剤報酬のデータ入力
医事コン入力
レセプト請求
1,000円
(経験により考慮)
エクセル・ワードの出来る方。
医療事務の知識がある方。
長期
(3カ月以上)

医療事務講座は必ず比較してから決めるべき!です。
1度の入力で、複数の医療事務講座の資料請求ができます(無料です)

医療事務講座の資料をまとめて請求して比較できます。
⇒無料一括資料請求はこちらからできます
☆無料で一括資料請求できる講座は、
・日本医療事務協会  ・ニチイ学館  ・ヒューマンアカデミー  
・生涯学習のユーキャン  ・ソラスト(旧ニック教育講座) 他

どの講座が良いか迷っている方は、医療事務経験者の管理人が選んだ下記の優秀医療事務講座3つも参考にして下さい。



 【取得資格+就職サポート+料金+教材を総合的に比較しました】

【第1位】 日本医療事務協会 
合格率75%の資格を確実に目指し、かつ医療事務の最高峰試験である、診療報酬請求事務能力認定試験を最終的に目指せる。とても現実的だし、W取得はかなり安心感があります。
基本の医療事務講座にプラスして、医事コンピュータ、レセプトチェックなどオーダーメード感覚で学びたいものだけ受講が可能というのも評価点が高いです。
就職支援制度も手厚く、求人内容もパート・正社員・派遣と豊富。なかでも正社員の求人数の多さが最大の魅力です!堂々の総合第1位です。

【第2位】 ニチイ 
40年以上の歴史を持つ医療事務講座。ニチイの修了生5万人以上が現在医療機関で働いていて、実績&信頼が厚いです。
年間6万人が受験する、日本最大規模の試験医療事務技能審査試験を目指します。
契約医療機関数は11,000件。医療機関との太いパイプが就職サポートを後押ししてくれます。通学、通信にWeb上で学べるWebカレッジも加わり、益々学習スタイルが選びやすくなりました。
認定試験には対応していないため、総合比較第2位です。

【第3位】 ヒューマンアカデミー 
医療事務の最高峰&最難関試験である診療報酬請求事務能力認定試験に対応
そのほか医療秘書資格、医事コンピュータ資格等最大5つの資格が目指せます。「医療保険士」資格は100%合格保証制度付き。就職サポートはヒューマンリソシアによる就職先の紹介となります。
5つの資格を取得できるのは魅力大!ですが、料金設定が高めなため総合第3位です。

 当サイトの医療事務講座比較はこちら

医療事務のこと、もっと知りたい

スポンサードリンク
 
医療事務資格が5分でわかる!医療事務になるまでチャート
医療事務資格の勉強法

スポンサードリンク